GLOSSARY用語集

吸収式冷温発生機

きゅうしゅうしきれいおんはっせいき

解説:

吸収式冷温発生機は、冷暖房に関わる機器です。この機器は、ビルなどのように大規模な温度調節を必要とする場所に取り入れられている熱源機だといえます。

これは、まずは水を冷やして凝縮し、蒸発させます。蒸発させることで冷房の効果を得ることができますが、そこで発生した水分を、再び吸収式冷温発生機が吸収します。その吸収した水分を、今度は火にかけて再生させます。この再生した水蒸気を再び凝縮し……というメカニズムによって、空気調整を行うわけです。

この吸収式冷温発生機は、さまざまな熱エネルギーを利用して行うこともあり、環境に優しいシステムとしても知られています。なお吸収式冷温発生機は、単純に「吸収例温水器」「ナチュラルチラー」とも呼ばれています。

メリットの多い吸収式冷温発生機ですが、冷房―暖房の切り替えがやや難しく、専門業者によるお手入れが必要という欠点もあります。また、個別空調には向いていないシステムであることもデメリットです。

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