GLOSSARY用語集

大温度差送風

だいおんどさそうふう

解説:

大温度差送風(空調システム)とは、熱源→空調機までのいきかえりの冷断水の温度差を広げることによって、配送水量を抑えることができるシステムです。またこれは、「水」だけではなく、「空調空気」に対しても同じように働きます。

水や空気の配送料を少なくすれば、新しく設備を入れる費用(イニシャルコスト。なおイニシャルコストには、「事業を始めるときにかかる費用」の意味もある)を抑えたり、ランニングコストを抑制したりすることができます。また、これによりCO2の排出量を抑えることも可能です。

このようなことから、環境省がかかげる「温室効果ガス排出抑制等指針」のなかにも、このシステムの導入を検討するようにとするページが設けられています。

日比谷総合設備株式会社が出したデータによれば、大温度差送風(空調システム)を導入することで、イニシャルコストを5パーセント程度下げることができるとされています。また、CO2の排出量に関しても、6パーセント程度抑えることができるとしています。
出典:日比谷総合設備株式会社「大温度差送風空調システム」
http://www.hibiya-eng.co.jp/technology/others/lineup/aircondition/daiondosa

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