GLOSSARY用語集

低炭素社会

ていたんそしゃかい

解説:

低炭素社会とは、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することを目指す社会のことを指します。現在では、削減ではなくCO2の全体的な排出量ゼロを目指す「脱炭素社会」に変わっています。

低炭素社会実現に向けた取り組み内容としては、主に以下の3つがありました。

  • 非化石エネルギーの利用促進
  • 火力発電の低炭素化
  • 電力会社の自主的な取り組み

非化石エネルギーは、石油・石炭・液化天然ガス(LNG)などの化石燃料以外のエネルギー源を指します。太陽光や風力などの再生可能エネルギーをはじめ、原子力発電なども非化石エネルギーに含まれるのが特徴です。非化石エネルギーは、CO2排出の削減効果もあるため脱炭素社会を目指している現在も力を入れて利用を促進しています。

火力発電の低炭素化は、火力発電の効率アップが取り組みとして挙げられます。効率をアップさせることで、燃料の使用量やCO2の排出量を削減可能です。脱炭素化を目指す現在では、石炭火力の比率を大幅に削減することが明記されています。

いずれも脱炭素化に伴って取り組み内容が変化しているものの、現在の取り組みの土台部分が実践されていたのが低炭素社会の実現に向けたときの特徴といえるでしょう。

この用語のカテゴリー

お問合わせはお電話かメールにて承ります。
お気軽にご連絡ください。

0120-60-9444

10:00~12:00、13:00~17:00

※土日祝を除く

【フリーコール受付休止日について】