GLOSSARY用語集

初期照度補正

しょきしょうどほせい

解説:

「初期照度補正(機能)」について解説していきます。

初期照度補正について知るためには、まずは「初期照度」から知らなければなりません。

「初期照度」とは、新しく照明器具をつけたときに発生する明るさをいいます。蛍光灯などは徐々に照度が落ちていくため、本当に初期の段階では明るすぎて(設計照度の1.2倍程度)エネルギーに無駄が生じていました。

まぶしすぎるこの初期照度を調整するために考えられたのが、「初期照度補正(機能)」です。

初期照度補正(機能)とは、照明器具にインバーダー安定期を内蔵することで、初期の段階でも過剰な明るさが出ないように調整するものです。これによって、約15パーセント程度の電気の節約につながるとされています。

ただし、この便利な初期照度補正(機能)もまた、時代の波に消えゆこうとしています。

上でも述べた通り初期照度補正は蛍光灯をターゲットにしたものでした。LED照明のように、初回~使い終わりの照度がほぼ変わらないものの場合、初期照度補正(機能)はあまり意味を持たなくなるからです。

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