GLOSSARY用語集

責任分界点

せきにんぶんかいてん

解説:

「責任分界点」という言葉は、クラウドサービスやプロバイダー業界などでも使われます。読んで字のごとく、「責任が分かれる点」を意味する言葉です。

電気設備などにおいては、「利用者と電気会社の責任の範囲を分けるときの点」をいいます。

これがはっきりしていないと、「どのようなトラブルが起きても、そのトラブルの責任は利用者(あるいは電気会社)にある」となってしまいます。

具体的な責任分界点については、利用者と電力会社が話し合って決めていくことになります。そのため、「ここからここまでが利用者の責任であり、ここからここまでが電力会社の責任である」という明確な決まりはありません。

ただ、一般的には、自家用電気設備においては1号柱か高圧キャビネット(ピラボックスとも、高圧受電を行うときに設けられた、断路器収容箱のこと)の配電線・構内配線を責任分界点とすることが多いといえます。この責任分岐点のから利用者側となるPAS(負荷開閉器)やキュービクルの点検が波及事故を防ぐためには大切です。
1号柱の解説はこちらをご覧ください。

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