GLOSSARY用語集

CEMS（セムス）とは、「Community Energy Management System」の略で、地域全体のエネルギーマネジメントシステムを意味します。

エネルギーマネジメントシステムは、電気の見える化や電化製品・発電設備・蓄電池の制御などで電気を賢く利用するためのシステムのことです。CEMS以外にもEMSには、HEMS・BEMS・FEMSなどがあり、それぞれ以下の違いがあります。

• HEMS（Home Energy Management System）：住宅エネルギー管理システム
• BEMS（Building Energy Management System）：ビルエネルギー管理システム
• FEMS（Factory Energy Management System）：工場エネルギー管理システム

CEMSでは、再生可能エネルギー発電が抱える不安定さによる電力品質問題を解決しつつ、CO2を最小限に抑えるための運用最適化をおこなうのが特徴です。あわせて、FEMS・BEMS・HEMSなどの導入によってエネルギーの最適化・省エネ化を図りながら地域全体のエネルギーをコントロール・マネジメントします。

エネルギーマネジメントシステム（EMS）にはさまざまな種類があるため、それぞれの違いを把握しておくとよいでしょう。