電子ブレーカーの特徴

電子ブレーカーと
通常のブレーカーの違い

通常のブレーカーは熱動式と呼ばれており、2種類の金属の膨張率の違いで電気を遮断する仕組みです。それに対し、電子ブレーカーは実際に流れる電流値とその時間をCPUで制御するプログラムです。電子ブレーカーの特性と主開閉器契約を計画的に組み合わせることで契約電力を引き下げることができ、基本料金の削減を可能とするのが電子ブレーカー導入の最大のメリットです。

通常のブレーカー

通常のブレーカーは「熱動式」と呼ばれています。二種類の金属を張り合わせたバイメタルという合金を使用しており、電気が流れることで生じる熱を利用した膨張率の違いにより遮断する仕組みです。
例えば、皆様のご家庭で定格40Aのブレーカーが設置されているとして、短時間であれば40A以上の電流が流れても遮断するとは限りません。通常のブレーカーはこのように非常に曖昧な動作をするので、定格以上の電流が流れても決められた時間内に遮断すればよいとJIS規格でその範囲が決められています。
JIS規格とはJapanese Industrial Standardsの略で、日本の工業製品に関する規格や測定法などが定めている日本における国家規格です。

通常のブレーカーの仕組み

  • 1.金属は熱くなると膨張しますが、
    その膨張率は金属により異なります。

    金属を温めると
  • 2.膨張率が異なる2枚の金属を張り合わせる(バイメタル)ことで、暖められた金属は湾曲するようになります。

    2枚の金属を貼りわせると
  • 3.このバイメタルの性質を応用して、電気を遮断します。

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電子ブレーカー

実際に流れている電流値とその時間をブレーカー内CPUで測定しており、JIS規格の許容範囲最大まで使用できるようプログラムされています。
例えば、右のグラフでは定格の150~190%の電流が流れても30分以内にブレーカーが作動すればよいということになります。規格の最大値で作動できる電子ブレーカーとメインブレーカーの容量で契約電力を決める主開閉器契約を組み合わせることで、大幅な電気基本料金の削減が可能となります。
また、お客様の設備の稼働状況を細かく調査し、絶対に遮断しない容量のブレーカーをご提案させていただきますので、安全面に関しても安心して導入いただけます。

電子ブレーカーの動作特性

電子ブレーカーの動作特性のグラフ

電子ブレーカーを用いた
契約種別変更例

マンションを例に説明します。標準的なマンションでは、200Vの電気を使用する設備として、給排水ポンプ、機械式駐車場、エレベーターがあります。負荷設備契約では全てのモーター容量を合計した32kWが契約電力となります。しかし、実際には常時稼動し続けるものは給排水ポンプで、容量全体の60%を占める機械式駐車場やエレベーターは長い時間連続して稼働することはありません。 そこで電子ブレーカーと主開閉器契約を組み合わせると契約電力を12kWまで削減することができます。

設 備1回の使用時間モーター容量
エレベーター30秒7.5kW
機械式駐車場3分11kW
排水ポンプ連続(1h以上)3.0kW
給水ポンプ連続(1h以上)7.5kW
負荷設備契約
エレベーター7.5kW
機械式駐車場11kW
排水ポンプ3.0kW
給水ポンプ7.5kW
主開閉器契約
エレベーター30秒27.1A
機械式駐車場3分39.7A
排水ポンプ連続(1h以上)10.8A
給水ポンプ連続(1h以上)27.1A
契約電力 =32kWの場合の月間基本料金33,489円/月
契約電力 =12kWの場合の月間基本料金12,558円/月

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